韓国映画『力道山』の紹介

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その昔、昔、テレビが出来、テレビが日本の世帯に普及されると、急速的に人々は映画館から、足を遠のけ、マイホーム(当時は、そう呼んでいた。)で、くつろぎながらテレビを見るようになり、娯楽の王道は、映画からテレビに移った。

若い人達に豆知識を披露すると、当初は、街頭の真ん中に、大きなテレビがあり、そこに映る力道山などのプロレス等に群れを作り、熱中して見てみました。




そして、力道山は、その当時の日本人のヒーローだったのです。

が、彼は、出生は、朝鮮であり、当時の人気振りは、今のAKBとかの比ではなく、国民的英雄でありました。
今では、在日というだけで、松田優作が、変な捉え方をされてはいるのだが。

力道山 – Wikipedia



(勿論、僕はその時代は生きてませんヨ^^)




従って彼の葛藤振りは、いかばかりかと思うのですが・・・・

それを描いたのが、力道山なのですが、僕の印象では、悪い映画ではなく観るべき映画でしたが、公開当時、嫌われ松子の一生などでノリに乗っていた中谷美紀(Amazon)の演技が良かったのを覚えているくらいで、深い人間ドラマとしての印象は残っていません。

 

当時は、今のように在日やアジア人に、あからさまな差別的あざけりのような発言は、飛び交ってませんでした。




建前上は、なんら差別的発言は、ありませんでしたが、その差別的偏見は、多分、今の若い人には想像できないくらい強いもので、一種のタブーのようなものでした。

近年、その出生の秘密が語られたのが、この『力道山』です。

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